タンパク質がないと太りやすくなる理由

2022年1月23日

Photo by Nature Zen

こんにちは、マーチンです。

タンパク質は「筋肉・骨・臓器・皮膚・爪」を作る材料になるのをご存知ですか?

今回は、健康的に生きていく上で必要なタンパク質について紹介していきますね。

タンパク質がないと太りやすくなる

タンパク質がないと太るし、病気になりやすくなる。

私たちの身体は水分と脂質を除くとほとんどがタンパク質なのです。

食べ物から摂取したタンパク質は胃や腸でアミノ酸に分解されて身体の機能を維持したり体温を生み出したり、また筋肉や血管、皮膚に髪や爪などを作る材料になります。

なのでダイエットなどでタンパク質を減らしてしまうとタンパク質が不足し材料が減ることで肌や骨に爪がボロボロになり筋肉も減ってしまうことになります。

ダイエットで痩せたように見えてますが筋肉が減っているだけの状態です。

痩せているから良いじゃないかと思うかもしれませんが、

筋肉は体を動かしたり姿勢を維持する働き意外にも基礎代謝を高めてくれます。

 

基礎代謝とは?

基礎代謝とは体温維持や心臓や呼吸など生きているだけで普通に必要なエネルギーのことです。

1日の消費エネルギーの内訳としては

  • 基礎代謝  70%
  • 運動の代謝 20%
  • 食事の代謝 10%

ほとんどの人が運動しなくても普通の体型を維持できるのは、基礎代謝によってカロリーが消費されているからです。

ですが、筋肉が落ちると基礎代謝が落ちてしまうのです。

つまり、筋肉が減ってしまうということは基礎代謝も低下して太りやすくなるということなのです。

年齢を重ねると太ってくる人が増えるのは筋肉量が減り基礎代謝が低下してしまうからです。

健康的に痩せたいと思うなら筋肉量を落とさないように基礎代謝を維持するようにしましょう。

その為には、筋肉の元となるタンパク質が必要。

なぜなら、筋肉の80%はタンパク質でできているからです。

 

肌のハリやツヤが欲しければ化粧水よりタンパク質!

理由は簡単。

肌を作る材料はタンパク質だからです。

肌が荒れる

髪が細くなった

爪が割れやすい

すべてタンパク質不足です。

肌にはコラーゲンって人もいるかとは思いますが、コラーゲンってタンパク質です。

 

冷え性もタンパク質不足?

例えば食事をして、しばらくしたら身体が温かくポカポカしたことはないですか?

これは、「食事誘発性熱生成」というものです。

『食べると身体が温かくなること』 そのままですね。

タンパク質の約30%が「食事誘発性熱生成」に消費されます。

なので寒い時にはタンパク質を積極的に摂取すれば体が温かくなるということです。

ちなみに、糖質が消費されるのは約6%、脂質が消費されるのは約4%なのでお菓子を食べても体は温かくなりにくいのです。

つまり、冷え性の方は甘い物ばかり食べてタンパク質を取れていない可能性が非常に高いのです。

肉や魚、豆などもちゃんと食べましょう!

体温が高ければ、脂肪も燃焼しやすく痩せやすく病気にもなりにくいのです。

 

タンパク質の必要量

1日のタンパク質の推奨量は

18歳以上
男性 60g
女性 50g

だいたい体重と同じグラム数のタンパク質が必要。

運動している人の場合は

体重の1.6倍は取らないといけません。

例えば、

体重が60Kgの人の場合

60×1.6=96

体重60Kgの運動している人の1日に必要なタンパク質は「96g」必要。

肉や魚でタンパク質を摂取する場合は

大体どちらも100gでタンパク質は20g摂取できます。

朝昼晩で食べても合計60gなので結構大変です。

 

なぜそんなにタンパク質が必要なのか

筋肉を作る材料がないのに運動すると筋肉も分解されて使われてしまいます。

運動すればするほど筋肉が痩せ細っていきマラソン選手のようなガリガリの体になってしまいます。

だから運動する際は筋肉が分解されないためにタンパク質を必ず摂取しておく必要があるのです。

 

動物性と植物性タンパク質

Photo by Sam Moqadam

動物性タンパク質

筋肉の材料となるタンパク質を効率よく摂取できるが脂質が多めです。

植物性タンパク質

動物性と比較して短お悪質は少なめだが脂質が少ない特徴があるので体脂肪が気になる人などにはおすすめです。

 

筋肉を大きくしたい人は動物性タンパク質を。

ダイエットしながら健康的な体にしたい人は植物性タンパク質を摂取するのが良いです。

 

食事で摂取が難しいならプロテインがおすすめ

Photo by Nature Zen

毎日の食事でタンパク質を気にして取り入れるのが面倒だと思う人はプロテインをおすすめします。

プロテインにも動物性と植物性があるので自分に合ったプロテインを選びましょう。

タンパク質の豆知識

お酒を飲むと筋肉を作る働きが30〜40%低下します。

筋肉にとってはアルコールは害でしかないことになります。

 

タンパク質は満腹感がある。

タンパク質は食欲を抑えるホルモンが出るので食後の満腹感を高めてくれる作用があります。

夜中に間食が多い人はタンパク質を摂りましょう!

 

タンパク質は疲労回復にも効果的

タンパク質に含まれているBCAAという成分が筋肉の合成と肉体の疲れを解消する効果があるのです。

疲れている人も積極的に摂取しましょう!

 

まとめ

健康的に生きていく上でタンパク質は積極的に摂取していかなければならないということがわかりました。

プロテインに関してもムキムキになりたい人が飲むものと考えがちですが一般の方も積極的に摂取することをおすすめします。

タンパク質が不足している全員が手軽に摂取できるので積極的に取り入れてみてはいかがでしょうか。