Apple Watchの「転倒検出機能」有効にしていますか?

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こんにちは、マーチンです。

Apple Watchは、歩数を記録し、消費カロリーを計算し、心拍数を確認するのに役立ちます。

そういった機能の多くは、買ったばかりのApple Watchを箱から出してすぐに使えます。

しかし、あるオプションがデフォルトでオフになっていることが多いので注意が必要。

それは、「転倒検出」の機能です!

この機能は、Apple Watchはユーザーが転んで起き上がれない状況に陥った時に救うことができるのです。

「転倒検出」はどのように機能する?

Apple Watchは、着用者が転倒したことを感知すると、それを確認するアラートを出します。

自分で何とか出来る状態ならアラートの「キャンセル」をタップしましょう。

着用者が1分間反応せず、Apple Watchが何の動きも感知しない時

30秒のカウントダウンが始まり、手首をタップしながら、アラームが徐々に音量を上げて鳴り続けます。

30秒以内に「キャンセル」をタップしないと、着用者に代わってApple Watchが119に連絡。

Apple Watchは、転倒を検出したことを知らせる自動メッセージを救急隊に送るだけでなく、

緊急連絡先(設定先)にもメールで状況を知らせます。

 

Apple Watchの「転倒検出」は多くの人命を救っている

ネット上には、転倒検出機能によってApple Watchのユーザーの命が救われた話を扱った記事や動画が無数にあります。

重要なのは、この機能が働いているからこそ命を救うことが出来るのです!

まずは、この機能が有効になっていることを確認する必要があります。

転倒検出機能は、Apple Watchか健康アプリでユーザーの年齢が55歳以上と入力されている場合に限って、自動的に作動します。

55歳未満だったり年齢を入力していないと、この機能はデフォルトでは無効となっています。

✳︎モバイルデータ通信に対応していないApple Watchで緊急SOSを使うには、iPhone が近くにあることが前提です。

「転倒検出」機能はApple Watch Series 4以降に搭載

転倒検出機能は、Apple Watch Series 4以降で利用可能です。

具体的には次の通りです。

・Apple Watch Series 4

・Apple Watch Series 5

・Apple Watch Series 6

・Apple Watch SE

・Apple Watch Series 7

Apple Watch Series 3以前はこの機能に対応していません。

 

Apple Watchで「転倒検出」を有効にする方法

iPhoneの「Watch」アプリをタップ

 

緊急SOS」をタップ

 

転倒検出」をONにする

運動中の転倒に備えて、ワークアウト中のみ「転倒検出」を有効にすることもできますが、

安全を考えると「常にオン」をおすすめします。

しかし、スポーツによっては、実際には転倒していないのに「転倒検出」が作動することがあります。

通報する前にApple Watchは、十分な警告を発してくれるので、できるだけ早く「キャンセル」を押しましょう!

「転倒検出」と連携する緊急連絡先の設定方法

Apple Watchは、緊急呼び出しを終えると、ユーザーが有効にしている緊急連絡先にもメッセージを送ります。

設定方法

iPhoneの「Watch」アプリをタップ

緊急SOS」をタップ

これらの連絡先を”ヘルスケア”で編集」をタップ

 

ここで、スクロールダウンして「緊急連絡先を追加」をタップ

 

連絡先から選択するとユーザーとの関係の選択画面が出ますので選びます。

複数設定したい場合は、繰り返して連絡先を追加していきましょう!

まとめ

Apple Watchは緊急呼び出しを終えると、設定した緊急連絡先に、テキストメッセージで、緊急通報を発信した旨の通知がユーザーの位置情報とともに通知されます。

この通知は「キャンセル」をしないと、位置情報が変わるたびに通知されます。

 

転倒検出機能は、すべての場合に正しく検出できるわけではありません。

激しい運動をしたときに誤検出したり、あまり衝撃が激しくなかったときは転倒を検出できないこともあります。

 

Apple Watchを 初めて購入した方は、健康機能や緊急通報もApple Watchの重要な機能なので、いざという時に威力を発揮できるように、機能の理解と登録情報をよく確認してから運用を開始しましょう!