バイク用インカムを6種類比較した。おすすめは自分のまわりの環境で選ぶです。

2020年1月27日

Photo by Harley-Davidson

こんにちは、マーチンです。

「おすすめのインカムはなに?」という方向けです。

 

あなたにオススメなインカムはどれだ?6種類比較

B+COM(ビーコム)SB6X

通話可能距離は1.4km

下2つのボタンを同時に押す簡単操作で、SB6Xどうしを最大6台まで同時にペアリングできます。

距離が離れて接続が不安定になったときには最もつながりやすい相手との通話を維持し、距離が縮まればまた自動的に再接続してくれます。

音楽やナビ音声を聞きながら通話ができる「聴きトーク」機能も内蔵されており、タンデムツーリングにもおすすめです。

最大連続稼働時間 約16時間(インカム通話時)

         約18時間(音楽再生時)

最大通話人数 6人

 

B+COM ONE

通話可能距離は1.4km

SB6Xとの違いは

音楽などを聞きながらインカム通話する「聴きトーク」機能がなく

バッテリーの容量少なくなってますが問題ない稼働時間です。

最大連続稼働時間 最大約12時間(インカム通話時)

         最大約14時間(音楽再生時)

最大通話人数 6人

 

SENA 30K

通話可能距離はBluetoothインターコム時に最長1.6km Meshインターコム時に最長2.0m

メッシュチップ機能”の採用により、最大16人までの会話が可能

大人数でマスツーリングをする際にはおすすめ

音質の良くスピーカーから聞こえる音量も大きいので高速走行時などでも声がかき消されることなく会話が可能です。

20分間の充電で5時間使用できるクイック充電も便利な機能です。

最大連続稼働時間 約13時間(Bluetooth通話時)

         約18時間(メッシュ通話時)

最大通話人数 16人

 

SENA 20S

通話可能距離は最大2.0km

インカム通話とスマホからの音楽やナビなどの音声を同時に聴くことを可能にした最初のインカムです。

最大連続稼働時間 約13時間(Bluetooth通話時)

最大通話人数 8人

 

BT NEXT PRO Hi-Fi

通話可能距離は最大1.6km

最大8人での通話が可能なのでマスツーリングにも最適。

音楽と通話を同時に可能にする”ステレオブレンド機能”を搭載

最大連続稼働時間 20時間(インカム通話時)

最大通話人数 8人

 

DAYTONA COOLROBO EasyTalk3

通話可能距離200mのローエンドモデル。

インカム通話と音楽の併用も可能。

タンデムメインの方におすすめです。

最大連続稼働時間 約12時間(インカム通話時)

最大通話人数 2人

 

有名なのは上記5つです。

 

ツールの選び方は予算と自分のまわりの環境で決めましょう。

 

その理由は、ツーリング仲間と同じ機種を選んでおけばペアリングで困ることもないからです。

 

音楽しか聞かないし通話してもタンデムでという方は下の2つで十分です。

 

予算関係なくどうしても選ぶのがメンドーという方は、私がおすすめするB+COMか同等ぐらい人気のSENAで良いかなと。

 

 

私がB+COMをおすすめする理由

 

5つ比較して、性能的にはSENA 30Kですが、私はB+COMを選びました。

 

なぜかというと、B+COMはバイク仲間で使われている率が高いからです。

 

バッテリーの持ちも音質も満足いくレベルではあります。

 

使い方も簡単で最近ではアプリにも対応しているので見て操作も可能になってます。

 

SENAも同じぐらいおすすめですがこの辺りは好みと自分の周りの使用率でチョイスするのがベストです。

 

使い方の記事はまとめていますので参考までに

 

とはいえツーリングスタイルもさまざまですのでバイクインカムの選び方のポイントをまとめます。

 

バイクインカム選び方のポイント

Photo by Harley-Davidson

通話可能人数

 

ツーリングのスタイルはさまざまです。

 

タンデムでパートナーと会話を楽しめれば十分

気のあった相棒と2人で行くツーリングがメイン

 

上記なら価格も比較的安い2人用のインカムで十分です。

 

高性能なハイエンドモデルになるほど通話可能人数は増えるので人数に合わせて機種を選ぶのがよいかと。

 

通信可能距離

 

通信可能距離も大事なポイントです。

 

タンデムでの利用や街中を走るぐらいなら200メートル前後ので十分。

 

山間部や高速道路を走る場合やツーリングの人数が多くてどうしても距離があいてしまう場合があります。

 

その場合は1キロ以上の通信可能距離が確保されている機種の選択が必要です。

 

連続使用時間

 

連続使用時間は、1日にバイクで移動する時間に合わせて選ぶのがベスト。

 

インカムで通話をしながら音楽を楽しんだり、ナビ音声を確認しながら走る場合には、それだけ連続使用時間は短くなります。

 

バイクを下りて休憩をする際には電源を切るなどの工夫をすれば、バッテリーのもちも節約できます。

 

極端に長時間走り続けるのでなければ、8時間程度の連続使用時間があるモデルを基本に選ぶとよいです。

 

上記でおすすめしている機種であれば問題ないかと。

 

音質

 

バイクに乗っているとエンジンの排気音、走行風による風切り音、そしてタイヤと路面の摩擦によるロードノイズで意外と騒音が多いです。

 

特に高速道路ではこの騒音が顕著になりますよね。

 

そのため音質の悪いインカムでは、高速走行中に相手の言葉がまったく聞き取れない場合などもありますがこの場合はヘルメットの静音性にも依存します。

 

ヘルメットの性能に左右はされますが、ある程度音質が確保されているモデルを選ぶことが重要です。

 

また走行中に音楽を楽しむのであれば、高機能スピーカーを内蔵した高音質モデルをおすすめします。

 

余談
OGKカブトのヘルメットで高速走行して音楽を聴くとまったく音が聞こえませんでしたがSHOEIのGT-Airだと鮮明に音が聞こえます。(同じインカム使用)

 

 

音楽機能

 

最近ではBluetoothでスマホの音楽を楽しめるインカムがあたりまえになってます。

 

インカム通話中に音楽を途切れさせずに会話を楽しみたいのであれば、音楽のシェア機能のついたモデルを選びましょう。

 

またタンデムパートナーや仲間のライダーと音楽をともに楽しみたいなら音楽をシェアできるシステムをもったモデルを選ぶとよいです。

 

防水防塵性能

 

雨天時にも使用を想定されるインカムには高い防水機能や防塵機能が求められます。
ローエンドモデルの中には日常生活防水程度の防水機能しかもっていないものもありますので注意が必要です。
突然の雨などに対応するためには、IPやIPXなどの防水・防塵規格をクリアしたインカムを選ぶことが重要です。

インカムの上手な使い方

 

仲間とのコミュニケーションツールとして

 

休憩したいタイミングを伝えたり、信号待ちではぐれても容易にコミュニケーションをとれるので楽しく会話しながらツーリングできるので非常に便利なアイテムです。

タンデムでの会話用に

 

距離が近いので会話できないわけではないですが
風切音やさまざまなノイズにかき消されて大声をはりあげないと会話が成立しないことは多々あります。
インカムをつければ普通に会話できるのでドライブ感覚で普通に会話を楽しむことが可能になります。

音楽を楽しむ

ソロや通勤時におすすめなのが音楽です。

 

音楽シェア機能のあるインカムならツーリング仲間と音楽を楽しむこともできます。

 

ナビ音声で道案内

 

スマホのナビを使用してるライダーは多いですよね。

 

でも走行中は音声案内は聞こえませんし、ナビ画面を見ながらのライディングは非常に危険。

 

そんな時もバイク用インカムであればナビの音声を聴くことができるので画面を注視しないですむので便利なだけでなく非常に安全。

まとめ

 

以上、インカムの比較からオススメを紹介しました。

インカムは

 

・メンバーとのコミュニケーション

・ナビの音声を確認

・音楽を聴く

・音楽を仲間と共有

 

さまざまな機能でツーリングの楽しさを広げてくれます。

 

いまやライダーのマストアイテムともなったバイク用インカム

 

まだ持っていないなら、ぜひ使って見て下さい!

 

あなたのツーリングをさらに充実したものになるには確実です♪

 

よいバイクライフを!

 

おわり。

 

 

2020年1月27日バイクBike, item, ライフスタイル

Posted by まーちん